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代表インタビュー/
代表取締役社長 上野広夢

”代表の顔写真”

上野紙業は段ボール・紙管・葬祭用品の製造を手がけています。
その根底には、「みんなでワクワクするものをつくりたい」という想いがあります。
社員・家族・地域。関わるすべての人の笑顔のために、私たちが目指すこれからについて、代表 上野広夢に聞きました。

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なぜ家業を継いだのか

どうして家業を
継いだのですか?

前職は金融機関に勤めていました。お金という大切な物ものを扱うことに責任とやりがいを感じていましたが、旧態依然の会社だったこともあり、働く仲間から笑顔がなくなり去っていく状況でもありました。私はそれを見て、仕事と笑顔を両立することはできないのかと思うようになりました。
時を同じくして、父親から「会社を譲渡しようと考えている」と話がありました。祖父が創業して父が守ってきた会社です。私は父から継いでほしいと言われたことは一度もありませんでしたが、継いだら会社を守ることができる、そしてみんなが幸せになれる会社を創ることができると思い、継ぐという決心をしました。

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大切にしている価値観

経営者として、最も大切にしていることはなんですか?

一番大切にしているのは、社員の幸せで、働いている人が幸せじゃないと私も幸せになれないと思っています。社員が笑顔でいることが、家族や地域の笑顔につながっていく。そうやって、まず目の前の人たちが幸せであることを土台にして、会社として社会に貢献していけたらと思っています。

そんな仲間たちと一緒に、どんな未来を描いていらっしゃるんでしょうか?

町工場でも、下町ロケットみたいに夢を追えるんだ、って本気で信じているんです。社員一人ひとりが「主役」になって、それぞれのアイデアや強みを活かして、いい意味でわちゃわちゃしながら、面白いことに挑戦していける。そんな会社を、これからもみんなと一緒に育てていきたいです。

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紙の可能性

今後、紙という素材にどんな可能性を感じていますか?

紙って、実はすごく柔軟で、まだまだ可能性を秘めた素材だと思ってるんです。軽くて丈夫で、環境にもやさしい。しかも、加工もしやすいから、工夫次第で「こんなものも紙で?」っていう驚きが生まれる。
実際に、紙製の葬祭用品や大型の紙パレットなんかも、そういう発想から生まれました。

そこから先の、“紙を使ってどんな未来をつくっていくか”という部分もぜひ伺いたいです。

紙にこだわるというより、“紙の持つ力”を活かして、何かをみんなでつくっていきたいんです。たとえば脱プラスチックの動きにも紙は大きく貢献できるし、教育・子育て分野にも挑戦してみたいと思っています。紙という素材に限らず、枠にとらわれない発想で、「みんなでつくるって楽しいよね」と思えるものを形にしていけたらと思っています。

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上野紙業の目指す未来

上野紙業として、今後どのような未来を目指していきたいとお考えですか?

100年企業を目指しています。創業から100年を目指すだけではなく、新しく入社した人がいればそこからさらに100年続くような会社にしていきたいです。さらに年数だけを追うのではなく、「上野紙業といえば〇〇」「上野さんに頼めばなんとかしてくれる」と、名前がちゃんと浮かぶような会社にしていきたいと思っています。

永続的な成長とともに、「上野紙業といえば〇〇」と名前が浮かぶ存在を目指しているとのことですが、今後、どんな立ち位置の会社になっていきたいと考えていますか?

ただの“段ボール屋”ではなく、“紙の総合プロデューサー”のような立ち位置をつくりたいです。アイデアと技術力で、ニッチな市場を切り拓いて、“あの町工場、面白いよね”って言われるような会社になれたら最高ですね。

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代表メッセージ

最後にメッセージをお願いします。

上野紙業は小さな会社ですが、だからこそできることがあると思っています。社員一人ひとりが主役になって、みんなでワクワクしながら新しいものを生み出していける場所。そんな下町ロケットのような情熱とチームワークで「町工場の底力」を、これからもっと発信していきたいです。
そして、ただモノをつくるだけでなく、それが誰かの役に立って、「ありがとう」と言ってもらえる瞬間を、みんなでつくっていけたら嬉しいですね。
紙の持つ可能性と、仲間の力を信じて。これからも、あたたかくて面白い会社を目指して挑戦を続けていきます。
「すべては、人と心のために」

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